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「初詣には、神社とお寺どっちに行くの?」

2017/12/10

お正月の恒例行事として「初詣」がありますよね!神社の行く方、お寺に行く方、両方に行く方それぞれいらっしゃると思います。

今回、初詣には神社とお寺どちらに行くべきなのか、気になったので調べて見ました




初詣の意味は!?

初詣とは、初参りとも言われます。年が明けてから初めて神社やお寺などに参拝することをいい、昨年1年間の感謝と報告、そして今年1年の豊作を願うお参りの意味があるとされています。ちなみに、大晦日の夜のお参りは「除夜詣(じょやもうで)」と言います。

結論としては、神社とお寺どちらでもいいです。どちらでも感謝の気持ちと忘れずにお参りする必要がありますね!

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参拝方法!

神社とお寺によって参拝方法が違います。

神社は二礼二拍手一礼とご存知の方もいると思います。
1.軽く頭を下げ、鈴を2,3回鳴らし賽銭を入れる
2.深く2回お辞儀をする
3.拍手を2回打つ
4.合掌し祈願する
5.深くお辞儀する

お寺
1.軽く頭を下げ鐘をつき、賽銭を入れる
2.合掌し祈願する
3.軽く頭を下げる

ともに感謝の気持ちを忘れずにお参りしましょう!

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除夜の鐘って何?なぜ「108」回なの?

除夜の鐘の回数が「108」なのかご存知ですか?
除夜の鐘とは大晦日の日付が変わり新しい年になる午前0時をまたいでつく鐘のことを言います。
人間には108つの煩悩(人の心を惑わせたり、苦しめたりすること)があり、鐘をつくことで
煩悩を祓うこととされています。

なぜ108つなのか?

煩悩とは、欲望や怒り、苦しみなどの心の乱れを言います。
1.六根と呼ばれる「目(げん)」「鼻(び)」「舌(ぜつ)」「身(しん)」「意(い)」この6種類が
人間の持つ感覚でこのそれぞれに「好(こう)」「悪(あく)」「平(へい)」の3種類があり、
またそれぞれに「浄(じょう)」「染(せん)」の2種類あるとされています。そして3世分(前世・今世・来世)
分けられるのでこれらを掛け合わせると[108」となります。

2.仏教における思うようにならないことを指す「苦」を意味する「四苦八苦」
4×9プラス8×9=108となります。

3.古来中国では「108」の数字を大切にされてきた。一年(12ヶ月)、二十四節気(太陽暦を使用していた時代に
一年を24に等分して季節を表すこと)、七十二候(二十四節気をさらに3等分したもの)を全て足すと「108」に
なる。

と諸説あります。

まとめ!

初詣には神社とお寺どちらにお参りしても正解でした!どちらにしても日頃の感謝の気持ちを持ってお参りする必要がありますね。新しい年を迎えるにあたって祈願する初詣、日本の年中行事としてこれからも大切にしていきたいですね!




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