「大人が書きたい、書き初めの言葉とは?」
2016/11/05
子供の頃、夏休みや冬休みの宿題で「書き初め」が出たことはありませんか?大人になってから、書き初めに離れている人も多いと思います。今回、書き初めにおすすめの言葉や熟語について調べて見ました。
書き初めに適している言葉
書き初めは、今年の目標や抱負、夢、座右の銘、季節などに関する言葉があります。新たな気持ちで思い描いている夢や目標といったプラスの言葉、やる気の出る言葉が良いですよね。思い描くイメージは文字にすると夢が現実になりやすいと言います。この機会に新年にふさわしい言葉が見つかると良いですね!
四字熟語!
一期一会(いちごいちえ)
一生に一度会うこと。一生に一度限りであること。
有言実行(ゆうげんじっこう)
言ったことは必ず実行すること。
平穏無事(へいおんぶじ)
変わったことも心配事もなく穏やかな事。
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
成功するために苦労に耐えること。
徹頭徹尾(てっとうてつび)
最初から最後まで意志を貫くこと
善因善果(ぜんいんぜんか)
善行には必ずよい報いがあること。
創意工夫(そういくふう)
新しい思いつきを見いだし、それを行うためによい方法を得ようとすること。
温故知新(おんこちしん)
古きを温め、新しきを知る。経験のない新しいことを進めるにも、過去を学ぶことから知恵を得ようとすること。
明鏡止水(めいきょうしすい)
一点の曇りもない鏡や静止している水のように、よこしまな心がなく明るく澄み切った心境を指す。
二字熟語!
吉祥(きっしょう)
めでたい兆し。
万福(ばんぷく)
数え切れないほど様々な幸福。
百福(ひゃくふく)
幸せに満ちていること。たくさんの福。
順風(じゅんぷう)
進む方向に吹く風。追い風。
団欒(だんらん)
集まって和やかに楽しむこと。親しみある新しい集まり。
書き初めの由来
書き初めは、吉書(きっしょ)、試筆(しひつ)、初硯(はつすずり)、筆始(ふではじめ)とも言われます。一般的に書き初めの日は1月1日ではなく1月2日とされています。1月2日は「事始め」とされ、この日に始めたことは長く続くとされています。
もともとは、若水(元日の朝に初めて汲む水)で墨をすり、恵方に向かって詩歌を書く習慣が宮中行事のひとつでした。江戸時代に寺子屋が普及するとともに一般庶民にも広がり日本文化になりました。
まとめ!
大人になってからやってみる書き初めは、子供の頃と違い新鮮な気持ちで行えます。普段文字を書く機会も減ってきている中、新年にやってみるのも良いですね!