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「七五三にはどんな意味があるの?由来は?」

2017/12/10

子どもの成長を感謝して、これからも健やかに育つように願う年中行事の一つとしてお宮参りする七五三。子どもの頃、七五三の年中行事をしたことありますよね!?千歳飴の思い出や写真の思い出などあると思います。でも、七五三にはどんな意味が込められているかご存知ですか?今回、気になったので調べて見ました。




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七五三の由来は?

現代よりも乳児の死亡率が高かった時代に生まれてからこれまで無事で成長できたことを感謝する意味。また、少年・少女への成長していく節目にこれからも健やかに育つように願い、長寿を願う意味が込められています。

七五三には、こんな意味があった!

七五三は、男の子と女の子の違いによって、執り行う年齢が違います。男の子は3歳と5歳。女の子は3歳と7歳。となっています。実は、この年齢には意味があるのです。

・髪置の儀(かみおきのぎ)3歳から髪を伸ばし始めること。

・袴着の儀(はかまぎのぎ)5歳から袴を着ることができる。

・帯解の儀(おびときのぎ)7歳から着物帯を着ることができる。

このように、それぞれの執り行う年齢には意味があり、それが現代にも引き継がれています。

満年齢で行うの?数え年で行うの?12月生まれの場合は?早生まれの場合は?

昔は数え年で行っていましたが、一般的には満年齢で行うようになっています。ですが、早生まれや12月生まれの場合、迷う方も多いと思います。最近では、子どもの成長に合わせえてどちらか選ぶ方や時期をずらす方も多いです。お子さんに無理がかからないようにすることが大切ですね!

千歳飴にも意味があった!

千歳飴(ちとせあめ)は、千年飴(せんねんあめ)とも呼ばれます。粘り強く細長い形状で縁起の良い紅白になっています。袋には「鶴と亀」や「松竹梅」の縁起の良い絵柄となっています。子どもの健康と健やかな成長を願い、長寿を願う意味が込められています。現代とは、違い甘いものが無かった時代は、子どもにとって貴重な存在でした。

なぜ、11月15日?

・5代将軍徳川綱吉の子、徳松の髪置の儀を行った日

・古来中国より「鬼宿日(きしゃくひ)」と呼ばれ、何事もうまくいく、最良の日とされています。

・1年の収穫を祝い、氏神様への感謝を行う収穫祭の日

・七五三の数字を足すと15日となることから

このように、諸説あります。

まとめ!

これまで無事に子供が成長できたことを感謝し、これからも健やかに健康に成長していく願いが込められている七五三。意味をしっかりと理解した上で行っていきたいものですね!




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