「イモリとヤモリはどう違うの?」
2017/12/10
田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家で見かけたことありませんか?でも、「イモリ」と「ヤモリ」を明確に区別することが出来る方は少ないと思います。今回、見た目は似ている「イモリ」と「ヤモリ」、どちらかを簡単に見分ける方法を調べて見ました。
イモリとは!
イモリの生息域は水辺のあるところが中心で陸地でも生息できます。カエルの仲間で両生類で皮膚が湿っている状態で、動きは遅いけれど、水中で歩くことができます。指の数が前後で異なっていて前が4本、後ろが5本になっています。また、お腹にはテトロドトキシンという毒があり、お腹の皮膚が赤くなっています。
ヤモリとは!
ヤモリの生息域は陸地で、トカゲや蛇などの仲間では虫類です。動きは早く、壁にひっついたりして、ハエや蜘蛛などの害虫を食べてくれます。皮膚は乾燥していて、指の数は前後ともに5本になっています。
「イモリ」と「ヤモリ」の簡単な見分け方!
・漢字で書くと「イモリ=井守」「ヤモリ=家守」となります。井戸を守るのがイモリ、家を守るのがヤモリと覚えやすくなりますよ!
・お腹が赤く毒を持っているのがイモリ、お腹が赤くなく毒を持っていないのがヤモリ
・指の数が前4本、後ろ5本なのがイモリ、前後共に5本なのがヤモリ
このように、違いが多く見つけることができました。
まとめ!
「イモリ」と「ヤモリ」見た目を同じように見えるけれど、よく観察してみると違う生き物だと分かると思います。お子さんから、「イモリ」と「ヤモリ」の違いを聞かれてすぐに答えられるとカッコいいですよね!最近、見かけなくなった「イモリ」「ヤモリ」。生き物と一緒に生活できる環境づくりが大切ですね!