「元日と元旦の違いは?明確な違いがあった!!」
2017/12/10
年の終わりが近づき、新しい年の始まりを迎えた際に「元日」や「元旦」といった言葉を使われる機会も増えてくると思います。でも、「元日」と「元旦」の違いを知っていますか?似たような言葉ですが、言葉の意味が違うんです!!今回、「元日」と「元旦」の違いを調べて見ました。
「元日」と「元旦」の違いは??
元日とは、1月1日の事を指します。
元旦とは、元日の朝の事を指します。元旦の「旦」には、地平線から太陽が昇るさまを表していて「朝」「日の出」といった意味があります。
よく、「元旦の朝」と言われる方もいらっしゃいますよね!?ですが、この言い方は間違いですね!!正しくは、「元日の朝」にあります。
年賀状には、「元日」「元旦」どちらを使えばいいの??
年賀状は1月1日に届くように、投函する必要がありますよね!?一般的には、12月25日までに投函すれば、1月1日に届くようになっています。しかし、渋滞や事故などの交通事情や雪などの気象状況もあります。ですが、締め切り間近よりも早く投函することをお勧めします。
1月1日に届くのであれば、「元日」「元旦」どちらでも問題はありません。ただ、大抵の場合は午前中に届きますので「元旦」を使うのが一般的になります。投函が遅れたなどにより、1月1日を過ぎる場合も考えられますので、その場合は「謹賀新年」「恭賀新年」「新春」「吉日」といった言葉を使用するようにしましょう。
年賀状の書き方!!基本構成は!!
日頃、お世話になっている方々にお礼の思いを込めて年賀状を送られる方も多いのではないですか??受け取った側としては、嬉しい思いに浸りますよね!ただ、最近は年賀状を送られない方も増えているように感じます。改めて、年賀状の書き方をまとめてみました。
基本構成としては、
1.賀詞を書く(賀詞とは新年の挨拶の言葉であり、謹賀新年・恭賀新年などがあります)
2.日頃の感謝の思いなどを書く
3.今後の指導などをお願いします
4.相手の今後の健康などの祈願を願う
5.日付を書く(平成○○年元旦など)
6.一言、添える(手書きで書いた方が印象が良くなります)
7.差出人の氏名や郵便番号、住所を書く
注意点!!
新年あけましておめでとうございます
「新年」と「あけまして」は同じ意味の言葉です。同じ言葉を繰り返すことになりますので、正しくは「あけましておめでとうございます」「新年おめでとうございます」というようになります。
1月1日元日
「1月1日」と「元日」は同じ意味の言葉です。上記と同じように同じ言葉を繰り返すことになりますので、正しくは「1月1日元旦」「平成○○年元旦」というようになります。
まとめ!
日頃の感謝の思いを年賀状に込めて相手に送る文化は日本独特の文化ですよね!!年賀状を送る方が減ってきた近年ですが、言葉では表せないことを手紙に込めて日頃の感謝を伝えてみてはいかがですか!?