「節分の豆まき!!豆まきに込められたものとは?」
2017/12/08
節分と言えば、豆まきですよね!?小さなお子さんがいる家庭では、お父さんが鬼になり豆まきする光景があるのではないでしょうか?今回は、なぜ豆まきするのか?節分の由来についてまとめてみました。
節分の由来は?
節分は、季節の移り変わりの目安となる雑節(ざっせつ)の一つで、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日が節分とされていました。しかし、現在では立春の前日である日を節分であると多く認識されています。立春が1年の始まりである元日であると、節分は大晦日に当たります。この大晦日、季節の移り変わり目には邪気が生じると考えられていました。台風や地震などの自然災害や疾病などの災いは鬼の仕業だと考えられていて、その邪気を追い払うために宮中では「追儺(ついな)」という宮中行事が行われていました。むかし、お米や麦などの穀物には魔よけ効果が期待されていました。豆まきすることで鬼を追い払えると考えられていました。
豆まきのルール!!
1.神棚に豆をお供えして神様の力を頂きます。
2.窓を開けて、夕方に家の中から外に向かって豆をまきをします。
3.豆まきするのは一家の長もしくは年男が行います。
4.豆をまくときは、鬼は外、福は内と言いながら豆まきします。
5.鬼を外に追い出したら、窓を閉めます。
6.数え年の数だけ豆を食べます。
このように豆まきにはルールがあるので、知っておいてください。注意事項としては、必ず炒った豆を使ってください。炒ってない豆はそこから芽が出るため、縁起が悪いとされています。芽がでると災いが起こるとされていたんです。鬼目(豆)を射る(炒る)ことからも、豆まきの際には炒った豆を使いましょう。
福豆はいくつ食べるの?
節分で使った豆には、邪気を追い払った豆であり「福豆」と言われ「福豆」を食べることで、無病息災を祈願する意味があります。年の数だけ福豆を食べることで、体に福を取り入れることとされているので、数え年の分だけ食べることが一般的とされています。ただ、食べすぎにも注意が必要です。本来の意味でもある健康で過ごせることが幸せであることが目的ですので、無病息災の祈願を込めて食べてみてください。
まとめ!!
節分と言えば豆まきは欠かせないですよね!!お子さんとの楽しい思い出にもなると思います。日本の年中行事の一つとして、大切にしていきたい文化だと思います。お子さんにも豆まきの理由を理解して次の世代につなげていってもらいたいと思います。