「私の仕事術その8」
2017/12/08
うまく仕事を進めるためにはどうすればいいですか?と言われたらどう答えますか?ほとんどの方が「段取り」と答えるのではないでしょうか。仕事が出来る人は常に準備を怠らずに常に本番に備えているので最高のパフォーマンスが発揮できていると思います。今回は、私なりの段取りについてまとめてみました。
段取りには2種類ある??
段取りの基本として料理が例えられることがありますよね。例えば、カレーライスを作るとしましょう。まずは食材の買い出しが必要ですよね?ジャガイモ、たまねぎ、お肉、カレールー、人参、りんごなど必要な材料をそろえます。次は、材料の下ごしらえをします。たまねぎ、人参、ジャガイモは一口大に切っておきます。切った材料を火にかけて炒めて、水を加えて、カレールーを入れるような一連の流れになりますよね。この時に順番が必要なものとそうでないものに分けられますよね。鍋の準備が出来ていても材料が無ければ出来上がりませんし、食材があったとしてもカレールーが無ければカレーライスは出来上がりませんよね。このように、材料の下ごしらえや材料の買い出しは本人以外でも出来ますが、水・火・電気などの環境があり、鍋に火をかけ順番通りに料理をつくるのは本人にしかできません。人・場所が決まっていて本人以外出来ないものと人・場所に関係なく本人以外でも出来るものに分けられます。
人・場所が決まっていて本人以外出来ないもの
仕事においては、この部分に一番時間をかけなくてはなりません。この準備をしっかりしているかどうかで結果が違ってくるからです。例えば、A作業→B作業→C作業→D作業という仕事の流れがあった場合、B作業とC作業が現時点で重点的に時間をかけている部分だったとしてもB作業・C作業のどちらかの作業、もしくは一部分を他の人に移すことが出来ないかと考えてみてください。これが出来るようであれば試してみてください。自分の仕事が無くなるように感じるかもしれませんがそうではなく、自分がいなくても回る仕組みをつくり、自分の分身を作ることこそが一番の重要な仕事だと思いませんか?
人・場所に関係なく本人以外でも出来るもの
この部分においては、部下や任せられる人に任せておきましょう。いかに自分の時間を作り客観的に人を見ることが出来なければなかなか部下も成長していかないですし自分自身も現状に甘んじてしまいます。ただし、任せた作業には必ずチェックしておきましょう。任せっきりではなく押さえるところは押さえて、どこがポイントかを把握しておきましょう。
まとめ!!
今回は、段取りについてまとめてみました。一度、自分自身がやっている仕事を客観的に見てください。本当にこれは私がやるべきことなのか?この作業は他の人に任せることが出来るのではないか?とイメージが出来ると思います。少しずつでいいので、任せる人のキャパシティを超えない程度に仕事を与えてください。そして、自分しかできないことに時間を割いて結果を出してくださいね。